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土と木と便り


2022年6月号


暑い日が続いたかと思えばグンと寒くなったり…不安定な気温ですが、畑に夏野菜の苗や カボチャや長芋などを植えて、畑が少しずつ賑やかになってきました。 店主は焙煎の前に畑仕事をすることもあり、早朝の畑はとても気持ちがいいものです。

今回は珈琲のドリップバッグについて日頃から思っていることを書いてみます。

珈琲の販売方法も様々あるかと思いますが、当店ではドリップバッグの製造・販売は行いません。

確かにドリップバッグは優れものです。珈琲一杯分ずつが個包装になっていて、 カップとお湯さえあればいつでもどこでもドリップして飲める手軽さは、忙しい現代人にとってありがたいものかもしれません。

そして、珈琲業界の話題に少し耳を傾けると「ドリップバッグは売れ筋商品」なのだそうです。 やはり忙しい現代人の需要にマッチしているからでしょう。大手の珈琲企業でも中小のロースターでも、オリジナルのドリップバッグを製造販売しているのはそのためだと思います。

けれど、単純に考えてわずか一杯の珈琲を飲むために、あんなにゴミを出してしまっていいものか… もはや環境問題を一切考慮しないままに、むやみやたらにモノを消費してよい時代ではないと思うのです。それはモノを作る側も、売る側も、買う側も、対等に捉えなければならないはずの問題です。

そもそもせっかく焙煎したばかりの珈琲豆を挽いて一杯分ずつ小分けして袋詰めして…という工程を経てしまえば珈琲そのものの品質を低下させてしまうことが容易に想像できます。もちろん珈琲を飲む上で、手軽さは欲しいところですが、やはり珈琲を淹れて飲むための一連の面倒な作業の一つ一つに触れていくことで、そこに美味しさが宿っていくのだと思います。

豆を挽いたり、粉の分量を量ったり、淹れ終わった後はドリッパーを洗って片付けたり… それも含めて楽しむ珈琲時間なのではないでしょうか。

その珈琲時間がより楽しくなるように当店では煎りたてで香り豊かな珈琲豆を販売しております。 また、店頭では一度手に入れれば長く使っていける珈琲器具も取り扱っております。

限りある資源を大切にしながら先々の時代へと確実に繋げていけるように、 ただの使い捨てではない、長く続けていける珈琲文化を楽しんでいきたいものですね。