土と木と便り
|
2022年7月号
|
6月上旬にとても寒い日々が続いてしまい、わが家では畑に植えたばかりのキュウリの苗が
枯れてしまいました。替わりの苗を手に入れようと街の種苗店へと行くと、家庭菜園をされている方は
みなさん同じ状況で、キュウリ苗の植え直しです。
近くの町では雹が降り、農作物に大被害が出たようです。自然の力には到底かないませんが、
基本的には豊かな実りも与えてくれますので、たとえ困難な状況があったとしても、
それでも上手く付き合っていくしかありませんね。
さて、土と木とで取り扱っている手仕事雑貨は「珈琲との相性がいいもの」をコンセプトに
セレクトしているのですが、本もまさに「珈琲と相性のいいもの」として、と言うよりも
本のない珈琲豆屋なんて考えられず、以前から実店舗で販売していました。
つい最近ご縁があって、十勝エリアを中心に活動されている
移動本屋「月のうらがわ書店」さんと出会いました。
店主さんの選書がとても素晴らしく好きだったので、土と木との本棚を一新し、
「土と木と月と - Selected by 月のうらがわ書店」とし、こちらがテーマを決め、そのテーマに沿った本を選書して頂き、期間を決めて店で販売することになりました。
一回目のテーマは「珈琲を飲みながら読みたい月や星のはなし」
7月からのスタートにピッタリなテーマで、選書もまた素晴らしいものになりました。
その本はインスタでもご紹介しようと思っております。
また通販も可能ですので、気になるものがありましたらインスタのDMか店のメールで
お問い合わせください。
最後に、先日ある方から頂いた心温まるメールの一文を紹介させていただきます。
今のこんな世の中、何ひとつホットすることがありませんが、唯一、本をよんでいる途中で飲む
コーヒータイムが楽しみです。本の中の世界はまだ以前のまともな世の中が広がっており、その感覚を取り戻すことができます。本にすがっている日々です。
|